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    ニッポンの貧困

    ニッポンの貧困

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    著者名:中川雅之(著)

    出版社:日経BP社

    ジャンル: ビジネス・経営 経済・金融

    販売開始日:2015年09月03日

     
     
     日本の相対的貧困は、およそ2000万人──。75歳以上の後期高齢者よりも多いこの国の貧困層は、この先3000万人まで増えるとも言われています。そしてこの病巣は静かに、けれども急速に、日本に暮らすあらゆる人々の生活を蝕み始めています。
     ひとり親、女性、子供……。これまで貧困は、社会的弱者の課題として語られることが多かったはずです。けれども貧困は今や「一部の弱者の問題」として片付けられる存在ではなくなっています。
     困窮者の増加が消費を減退させ、人材不足を進め、ひいては国力を衰退させる——。
     経済記者が正面から取り組んで見えてきたのは、貧困問題が日本経済や日本社会に及ぼす影響の大きさでした。
     「かわいそう論」はもう通用しません。求められるのは、貧困を「慈善」でなく「投資」ととらえ直す視点の転換です。企業やビジネスパーソンにできることは何か。貧困を巡る日本の現状と課題、そして解決の糸口を「経済的観点」から分析した初のルポルタージュ。

    <目次>

    ■課題編
    【1章】統計データが示す現状 普遍化した生活困窮

    【2章】貧困を生みだすもの ——(1) 「教育ゲーム」が将来を奪う

    [インタビュー]日本学生支援機構 遠藤勝裕理事長
    「学生の借金1兆円」が映す、この国の歪み

    【3章】貧困を生みだすもの ——(2) 女性と家族を巡る軋み

    [インタビュー]一般社団法人「Colabo」 仁藤夢乃代表
    「福祉行政は風俗産業に敗北している」

    ■改革編
    【4章】“貧困地区”の挑戦 日本最大の「ドヤ街」が「先進地域」に

    [インタビュー]滋賀県野洲市 山仲善彰市長
    「困窮者自立支援法」モデル都市からの提言

    【5章】企業ができること 「貧困投資」はペイする

    [インタビュー]首都大学東京 阿部彩教授
    「企業はもう一度、従業員に対する責任を」

    【終章】映画『子宮に沈める』が示すもの 「見えないものを見る」意味

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